2010年8月4日水曜日

東海北陸自動車道

今日は話題を変えて、
一昨日、高山市の実習地訪問の際に通った 東海北陸自動車道 についてです。

昨年4月、現在の大学に赴任して以来、東海北陸自動車道を頻繁に利用するようになりました。
この高速道路は一昨年7月に白川郷インター・飛騨清見インター間が開通し、全面通行可能となりました。

ご存知の方がおられるかもしれませんが、よく利用するものとして少しだけ感想を言わせてもらいたいと思います。
全面通行前は、非常に不便な道路だったかと思われます。

私も一度だけ北陸自動車道から小矢部ジャンクションを経て東海北陸自動車道に入りました。そして白川郷インターから一旦高速道路を降りて、荘川インターから再び高速道路に入るという経路で岐阜県の方へ行ったことがあります。

その時と比較すれば格段の差があり、本当に便利になったものと思います。
しかしながら、飛騨山脈を走り抜ける高速道路ならではかと思いますが、トンネルが56個あります。


(写真:岐阜県飛騨市 東海北陸自動車道下り車線 飛騨河合PAにて飛騨トンネル入り口 2009年10月撮影)

中でも飛騨トンネルは長さ約11キロあります。個人的には、もう通過することには慣れたかと思いますが、それでもトンネル内では対面通行であり、緊張を強いられることが度々あります。

最後のトンネルを無事通過し、富山県側に抜けた時には本当に全身的に開放感に包まれるような感覚になります。

(写真:富山県南砺市城端 東海北陸自動車道城端SAから高岡市二上山方向を望む 2010年8月撮影)

そして、目の前には広がる砺波平野が飛び込んできます。
この1年5ヶ月間で、深夜早朝に幾度となく砺波平野を見るたびに安堵感に包まれてきたかわかりません。

大胆な表現を許してもらえるならば、宝石を散りばめたような明かりがとても綺麗な平野の夜景だったり、時には曇り空の下、視界が不良だったり、冬には風雪が舞う厳しい冬の景色だったことが記憶にあります。嬉しい気持ちで眺めたり、あるいはちょっと淋しい気持ちだったり、とても悲しい気持ちに包まれたことがありました…
そして、「本当に1年365日、全く同じ光景なんてないものだなぁ…」って実感しました。

ヒトの一生も1年と同じで、晴れの日があったり、曇りの日があったり、あるいは吹雪の日があったりするものだと思います。

だから、いま理学療法士を目指して臨床実習にのぞんでいる学生さん、あるいはこのブログを読んで下さっている方々、いまが土砂降りの雨の日であるかもしれません。
それでも、雨の日がずぅーと続くわけがありません。

私自身も晴れの日ばかりの人生を送っているとは思いません。
個人的には、「ときどき、嵐が通り過ぎるようだなぁ…曇りばかりの日が多いのかなぁ…」って考えることがあります。

それでも、晴れの日を待ち望みながら、前に進んで行くように生きているつもりです。
アナタも「宝石を散りばめたような砺波平野」を眺めに出かけてみませんか…

0 件のコメント:

コメントを投稿