2012年6月21日木曜日

実習が終わります

 長かったと思っているヒト、あるいは短かったと思っているヒトとそれぞれかと思います。5月のゴールデンウィーク後から臨んでいた臨床実習が終わろうとしています。

 来週には大学へ無事に帰ってくると信じております。実習前は不安げな様子であった学生さん達が少しだけ理学療法士に近づいたような姿で帰ってくるのを本当に楽しみにしております。

 今は、ケース・レポートなどに追われるような時間を過ごしていることかと思っています。そのことに直面している時には本当に辛くて逃げ出したくなることがあったかと思っています。ただ、過ぎ去ってしまえば、良い思い出に変わることが多いかとも思っています。

 ともかく、あと2日間、一生懸命に頑張って大学に戻ってくることを楽しみに待っております。
今晩はこんなところです。


2012年6月22日 撮影
岐阜県 関市にて

 


2012年6月6日水曜日

それでも…

  少し更新をご無沙汰しておりました。発表はしませんでしたが、神戸で学会があったり、遠方の実習地訪問等がありました。

 幸いに遠方の実習地において実習生は何とか頑張っていました。心強く思いました。
ただ、訪問当日の夕方に少し強い揺れの地震がありました。やはり、関東地方ですから、昨年以来地震が頻発しているようです。

 さらに「竜巻」等の自然災害も発生しており、本当に安心して過ごすことができなくなってきている日本列島なのかもしれません。こうゆう時だからこそ、自分の周囲の方々(両親や兄弟、あるいは親しい友人等々)と温かい関わりを保ちながら、暮らしていかなければならないと考えています。

 もちろん、実習に臨んでいる学生さん達であれば、指導を受けているスーパーバイザーの先生であったり、その他の先生方々、あるいは目の前にいる患者さんやそのご家族であったりします。

 振り返ってみれば、私も臨床実習に臨んでいた時に担当していた患者さんやそのご家族から随分と励まされたことが記憶に残っています。スーパーバイザーの先生から叱られているのを見ていた患者さんが部屋に戻ってから、「先生(当時は学生でも先生と呼ばれることが多かったかもしれません…)、大変だね…でも、私はいいよ…」ってご夫婦で声を掛けて下さったことを憶えています。

 あれから、 もう31年が経ってしまっていますから…
ただ、何気なく声を掛けて下さったことかもしれませんが、指導者の先生から叱責されていた私にとっては忘れることができない言葉として心の奥底に残っています。

 そんな記憶も残っている臨床実習です。辛くもあるかもしれませんが、あとになって思い出すと、患者さんやそのご家族との何気ない会話の中で楽しかったことを思い出せるような実習であればいいと思っています。

 今晩はこんなところです。


2009年5月 撮影
岐阜県にて