2010年8月1日日曜日

8月になりました…


(写真:高岡市雨晴海岸 2005年7月撮影)

今日から8月です。

海や山に出掛けて楽しんでいるヒトが多いかと思います。

でも、大学や専門学校で理学療法を学んでいる学生さん達は、
4年生あるいは3年生であれば総合臨床実習に取り組んでおられる真っ最中かと思われます。

(学校により、呼び方が多少異なるかと思いますが、比較的長期間にわたり病院あるいは施設等で実際に患者さんを担当し理学療法を学ぶ実習です)

かつて、私も29年前(1981年)、7月中旬頃より9月中旬まで連続10週間の臨床実習を経験しました(実際は10週間の実習を3回実施です)。真夏の時期には、とても辛かった記憶が残っています。

当時は、エアコンなんて家庭でもあまり普及しておらず、まして学生が間借りしていたような6畳一間の部屋にはエアコンなんてありませんでした。

それで、暑さと睡魔との闘いの中、毎日レポートに取り組んでいました。
いつの間にか、目が覚めると朝になっていたことがあり、レポートを十分に書くことができないままに病院へ行ったこともありました。
当時の私は、決して成績の良い学生ではなく、どちらかと言えば成績の悪い学生だったはずです。

だから、そのようにレポートが仕上がらないままに朝になった時、
「このまま書いていても仕上がらないだろう。指導の理学療法士の先生に叱られるのは間違いない」と勝手に思い込みました。

そして、「せめて朝食をしっかりと食べて行き、満腹で叱られていた方が耐えやすいだろう…」と勝手な考えで、しっかりと朝食を食べて行った記憶が残っています。
(しっかりと食べたと言っても、菓子パン程度だったと思いますが…)


そのような、私にとって当時は辛かった思い出も、あとになった今では良い思い出になっています。

ですから、いま臨床実習に一生懸命に取り組んでいる理学療法学科の学生さん達も「少しツライ」かもしれませんが、どうか何とか乗り切ってもらいたいと思っています。

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