2010年8月27日金曜日

もうそろそろ、8月が終わろうとしています

写真:石川県珠洲市
2010年8月 撮影
能登の実家に帰省しましたが、生憎の都合で1泊だけでした。
少しずつ年老いていく母親を見ていると、もう少し一緒にいた方がいいのかもしれないのですが…

それにしても、時間の過ぎることの早さをつくづく感じております。
ついこの前、8月に入ったと思っていたのですが、連日猛暑が続き、もう月末になってしましました。

さて、本学の4年生の学生さん達は臨床実習が終わろうとしている筈です。
以前にも、このブログで書いたことかと思いますが、私も31年前の夏に臨床実習で頑張りました。

あの時の「辛かった記憶」や「頑張った記憶」は決して忘れておりません。
また、知識や技術が未熟だったにもかかわらず、一生懸命に応えて下さった患者さんは今でも感謝しております。
今の自分があるのは、「あの時の患者さん方々」のおかげだと言っても言い過ぎることはありません。

本学の学生さん達や他の養成校で理学療法士を目指す学生さん達、あるいは看護師等の他の職種を目指している学生さん達、どうか1人の患者さんでも忘れないようにして目標である資格の取得、あるいはその後の精進を進めていってください。

2010年8月16日月曜日

能登半島へ

(写真:石川県珠洲市 能登半島にて富山湾を望む 2010年8月撮影)

一昨日(13日)の東海北陸自動車道の深夜における走行から能登半島の実家に帰省していました。

昨日(14日)、金沢市内にある自宅から再び豪雨の中を出発してきたのです…
それほど、雨男ではないはずなのですが…

ともかく、一夜明けた実家うらの能登半島の8月15日は曇り空でした。
しかし、午後からになってくると写真のように青空も見え始めてきました…

東海北陸自動車道 その4

(写真:東海北陸自動車道 2010年8月撮影)

ふたたび、東海北陸自動車道の話です。

13日(金)、
大学での仕事をなんとかひと区切りをつけて、能登半島の実家への帰省のためにふたたび東海北陸自動車道へ…

午後9時過ぎに東海北陸自動車道関インターから富山方面に向けて出発。

台風一過の翌日、
天候の影響があったためかもしれません。

徹夜おどりで有名な郡上市(郡上おどり、白鳥おどり)を通過中は、猛烈な雨でした。
「こんな雨の中では、どうやって踊るのだろう…」って少しだけ疑問に思っただけで、
ひたすら目の前の路面を見つめて走行…

約1時間ほど経過した頃に、「ひるがの高原SA」に到着。
いつしか、雨は小康状態になっていました。
その後、ゆっくりと休憩を取りながら、深夜の東海北陸自動車道を走り続けました。

そして、8月13日(金)の午後11時30分頃に東海北陸自動車道城端SAに到着。
すると、そこにはいつも見かけることができないほどのクルマ、クルマ、クルマ…

そうです。皆さん、お盆の帰省中であるのと同時に午前0時を過ぎると土曜日です。
高速道路料金が1000円になるのを待っていたのです。

実を言えば、私もそうなんです…
皆さんもよくご存知かと思いますが、今年のお盆期間におけるETCによる割引の実施は土・日曜日でした。

ですから、このように14日(土)になり、日付が変わるのを待っていたドライバーが全国でたくさんいたものと想像致します。

私も少しの時間調整(時間かせぎ?? 時間つぶし??)をした後、
「料金は1000円です」との電子音のようなアナウンスを聞きながら、北陸自動車道上り線の金沢東インターを少しの安堵感を感じながら、降りることができました。

2010年8月11日水曜日

国家試験対策 その3

(写真:研究室内にて 2010年8月撮影)

一昨日来、
懸命に取り組んできました「国家試験対策用模擬試験作成」、ほぼ、完成しました。

というわけで、
午後から気分転換をかねて近くの郵便局まで行ってきました。

その際に、以前より気になっていたところがあったので、ちょっと立ち寄ってみました。



それは、長良川鉄道の駅です。
(写真撮影:岐阜県関市長良川鉄道関駅にて 2010年8月撮影)

駅の近くを何度もクルマで通っていたのですが、なかなか駅舎を見つけることができませんでした。

ようやく見つけることができたのですが、生憎ホームには車両が停車しておりませんでした。

でも、その横にありました建物の中には、整備点検中の車両があり、少しだけ見ることができました…

明日ぐらい、他の仕事も早々に片付けて 「長良川鉄道」 に乗ってみようかと考えています…

2010年8月10日火曜日

国家試験対策 その2

(写真:研究室内にて 2010年8月撮影)

昨日に引き続き、国家試験対策用の学内模擬試験の試験問題作成作業です。
ようやく終わりが見えてきました…

それにしても、疲れました…
明日には開放されたいと思っています。

ちょうど、天候も雨が続いており、涼しくなってきているかと思います。

試験問題作成にはいいのかもしれません。
ただ、外出時等には雨にぬれてしまうので困ります…

もしかしたら、九州地方に接近してきている台風の影響かもしれませんね。
あまり、大きな被害をもたらさなければいいのですが…
また帰省時期とも重ならなければいいのですが…

ともかく、少し遠ざかっている「夏の青空」が恋しくなってきています。
今週末、私に「夏の青空」が帰ってくることを祈りながら、窓ガラスを打ち付ける雨を少し恨めしく眺めています。

2010年8月9日月曜日

国家試験対策 その1

(写真:研究室内にて 2010年8月撮影)

暑い日が続いていました…

先月の梅雨明けから酷暑とも言える日々が続いていました。
読者の皆さまは、お元気でしたか…?

先週、私の方は4年生の学生がお世話になっている実習病院等への訪問があり、目まぐるしい日々を送っていました。

折からの暑さとストレスで頭はもちろん、体中が沸騰するのではないかと思うことがありました。

さらに、自分からの不注意とはいえ、追い討ちをかけるように深夜に10キロメートルを徒歩で歩かざるを得ない状況に苛まれました(詳しいことは、また機会があれば…)。

しかし、今日、自分の勤務する大学の地域だけかもしれませんが、少し雨が降ったために涼しくなったような気がします…
それで、私の方も少しだけ落ち着きを取り戻し、今日から大学へようやく出勤致しました…

少しだけ溜まっていた雑用を片付けてから、来年3月に卒業予定である4年生に対する国家試験対策用の学内模擬試験(?)の問題を作成致しました。

ようやく、自分の専門とする(?)小児領域の問題を作成することができました…
疲れました…
まだ2分野の問題作成が残っています。

それにしても、最近は理学療法士を目指す学生さんが一挙に増えているためか、出版社からの国家試験対策用の問題集等が数多く刊行されています。

また自分のことを降り返って、つぶやいてみても若い学生さん達から「過去のこと…」って一蹴されることかと思いますが、少しだけ…

私が国家試験用の勉強(?)らしきことに取り組んでいた当時は、問題集というものは存在しませんでした。
ですから、専門の月刊雑誌に掲載されていた過去の国家試験問題を複写して、はさみと糊を使って問題集を作成していたのです…

本当にホネのおれる様な作業でした。
ただ、1人で全てをやるのではなく、4人ほどのグループに分かれて各自分担を決めて取り組んでいたと記憶しています。

まぁ、そんな過去のことを今の学生さん達に話したところで、
「大変だったのですね…」って終わりかと思います。

もちろん、国家試験対策のために勉強しなければならない量は格段に増えていることは間違いのないことかと思います。

現在、理学療法士としてご活躍されている方々、あるいは他の専門職としてご活躍されている方々でもかつては国家試験対策の勉強に一生懸命取り組まれたことと思います。

「あの必死に取り組んだ日々を、どうか忘れることなく過ごしていただけたら…」って思いながら、
明日も問題作成に取り組む日々が続きます…

2010年8月8日日曜日

東海北陸自動車道 その3

(写真:岐阜県白川村 2010年8月撮影)

もう一度、東海北陸自動車道の続きです。

前回、紹介致しました 東海北陸自動車道城端SAを岐阜県側に向かって出発して、約15分ほどで1995年ユネスコの世界遺産に登録されて有名な岐阜県白川郷に到着することができます。

(写真には合掌造りが写っていなくて大変申し訳ございません…今度機会がありましたら、是非とも写真撮影目的で高速道路より降りて撮影致します…と前回記載致しましたが、白川村に行ってきました)

このことは、私が紹介する必要も無く、皆さん十分にご存知かと思います。
そして、この白川郷を左手に東海北陸自動車道は山間を縫うように走っております。

その中で、最も長いトンネルである飛騨トンネル(前々回に紹介致しました)は、写真の中央上に写っている籾糠山(もみぬかやま)を貫いているそうです。それで全長が約11キロもあるのですね。

もし、ご興味がある方は『-秘境を貫く-飛騨トンネルの物語 中日本高速道路株式会社発行』に詳しく掘削時の苦労や経緯が書いてあります。
私、個人的にはまだ読了致しておりませんが、ご興味のある方は是非ご一読下さい。

このブログの読者の方々は、理学療法士を目指している学生さんや理学療法士を職業としている方々が多いかもしれません。

あるいは、全く異なる職業の方々が読者になって下さっているかもしれませんが、どのような職業であっても必ず苦労があるかとも思います。また悩みを持っておられることと考えます。

そんな皆さまに「仕事を貫く」喜びや苦労を知って頂けたら幸いに思い、ご紹介致しました。

2010年8月6日金曜日

東海北陸自動車道 その2

(写真:富山県南砺市城端 東海北陸自動車道城端SA 岐阜県側を望む 2010年8月撮影)

東海北陸自動車道の続きです。

昨日は、東海北陸自動車道の話を致しました。
今日も続きです。

岐阜県側から富山県側へ通り抜けると、目の前に砺波平野が拡がっていることは昨日述べました。

しかし、砺波平野を背中にして180度方向転換してみますと、そこには写真のような飛騨の山々が見えます。

私は能登半島の海辺に育ったものですから、標高の高い山々が目の前に聳えていると圧倒されてしまいます。

最初からですが、未だに慣れない状態です。
「いまから、岐阜へ向かうんだなぁ…」と思うと同時に「56個(関インターまでは、54個通過しなければならないのです)のトンネルを越えないといけないんだ…」って思うと気持ちが怯んでしまいます…

「何か楽しいことがあるかもしれない…」あるいは「だれかが、そっと支えていてくれるかもしれない…」と思いながら、そんな気持ちを払拭させるようにして前に進みます(私の場合、クルマで岐阜へ向かいます)。

少しだけ、ボヤキが入ったかもしれません…
スミマセン…

さて、今も臨床実習に取り組んでおられる理学療法を学ぶ学生さん達へ
どうか、前を向いて取り組んで欲しいと思います。

2010年8月4日水曜日

東海北陸自動車道

今日は話題を変えて、
一昨日、高山市の実習地訪問の際に通った 東海北陸自動車道 についてです。

昨年4月、現在の大学に赴任して以来、東海北陸自動車道を頻繁に利用するようになりました。
この高速道路は一昨年7月に白川郷インター・飛騨清見インター間が開通し、全面通行可能となりました。

ご存知の方がおられるかもしれませんが、よく利用するものとして少しだけ感想を言わせてもらいたいと思います。
全面通行前は、非常に不便な道路だったかと思われます。

私も一度だけ北陸自動車道から小矢部ジャンクションを経て東海北陸自動車道に入りました。そして白川郷インターから一旦高速道路を降りて、荘川インターから再び高速道路に入るという経路で岐阜県の方へ行ったことがあります。

その時と比較すれば格段の差があり、本当に便利になったものと思います。
しかしながら、飛騨山脈を走り抜ける高速道路ならではかと思いますが、トンネルが56個あります。


(写真:岐阜県飛騨市 東海北陸自動車道下り車線 飛騨河合PAにて飛騨トンネル入り口 2009年10月撮影)

中でも飛騨トンネルは長さ約11キロあります。個人的には、もう通過することには慣れたかと思いますが、それでもトンネル内では対面通行であり、緊張を強いられることが度々あります。

最後のトンネルを無事通過し、富山県側に抜けた時には本当に全身的に開放感に包まれるような感覚になります。

(写真:富山県南砺市城端 東海北陸自動車道城端SAから高岡市二上山方向を望む 2010年8月撮影)

そして、目の前には広がる砺波平野が飛び込んできます。
この1年5ヶ月間で、深夜早朝に幾度となく砺波平野を見るたびに安堵感に包まれてきたかわかりません。

大胆な表現を許してもらえるならば、宝石を散りばめたような明かりがとても綺麗な平野の夜景だったり、時には曇り空の下、視界が不良だったり、冬には風雪が舞う厳しい冬の景色だったことが記憶にあります。嬉しい気持ちで眺めたり、あるいはちょっと淋しい気持ちだったり、とても悲しい気持ちに包まれたことがありました…
そして、「本当に1年365日、全く同じ光景なんてないものだなぁ…」って実感しました。

ヒトの一生も1年と同じで、晴れの日があったり、曇りの日があったり、あるいは吹雪の日があったりするものだと思います。

だから、いま理学療法士を目指して臨床実習にのぞんでいる学生さん、あるいはこのブログを読んで下さっている方々、いまが土砂降りの雨の日であるかもしれません。
それでも、雨の日がずぅーと続くわけがありません。

私自身も晴れの日ばかりの人生を送っているとは思いません。
個人的には、「ときどき、嵐が通り過ぎるようだなぁ…曇りばかりの日が多いのかなぁ…」って考えることがあります。

それでも、晴れの日を待ち望みながら、前に進んで行くように生きているつもりです。
アナタも「宝石を散りばめたような砺波平野」を眺めに出かけてみませんか…

2010年8月3日火曜日

実習地訪問


写真:岐阜県郡上市 ひるがの高原 2010年8月撮影 
注:富山県(日本海)方面を望む

8月に入り、暑い日が続いています。

昨日、本学4年生の学生が総合臨床実習(7週間)をさせて頂いている高山市の病院へ日帰りで実習地訪問に行ってきました。

途中、高速道路(東海北陸自動車道)のサービスエリアでは、家族連れなどの観光客が大勢くつろいでいる様子を目にしてきました。

2年程前までは、学校の先生に訪問される方だったのですが、
いまは逆の立場です。高山市にある病院は2度目の訪問ですが、やはり緊張します。

「時間に遅れるのではないだろうか?」あるいは「実習生はちゃんと頑張っているだろうか?」等々、数え上げれば限がありません。

かつての自分もこのように養成校の先生に不安を抱かせていたのだろうかと考えると、もう30年ほど前のことになりますが、「もう少し頑張っていれば良かったなぁ…」としみじみと考え込んでしまいます。

約1時間程の間、臨床実習指導者の理学療法士の先生、そして学生との話しを終えるや次の実習地へ向かいました。

「もう少しゆっくりと学生と夕食でも食べながら、学校から少し離れた実習病院で1人で頑張っている学生さんの不安を聞いてあげれれば良かったのになぁ…」って考える余裕すらなく高速道路をひたすら走り続けました…

2010年8月1日日曜日

8月になりました…


(写真:高岡市雨晴海岸 2005年7月撮影)

今日から8月です。

海や山に出掛けて楽しんでいるヒトが多いかと思います。

でも、大学や専門学校で理学療法を学んでいる学生さん達は、
4年生あるいは3年生であれば総合臨床実習に取り組んでおられる真っ最中かと思われます。

(学校により、呼び方が多少異なるかと思いますが、比較的長期間にわたり病院あるいは施設等で実際に患者さんを担当し理学療法を学ぶ実習です)

かつて、私も29年前(1981年)、7月中旬頃より9月中旬まで連続10週間の臨床実習を経験しました(実際は10週間の実習を3回実施です)。真夏の時期には、とても辛かった記憶が残っています。

当時は、エアコンなんて家庭でもあまり普及しておらず、まして学生が間借りしていたような6畳一間の部屋にはエアコンなんてありませんでした。

それで、暑さと睡魔との闘いの中、毎日レポートに取り組んでいました。
いつの間にか、目が覚めると朝になっていたことがあり、レポートを十分に書くことができないままに病院へ行ったこともありました。
当時の私は、決して成績の良い学生ではなく、どちらかと言えば成績の悪い学生だったはずです。

だから、そのようにレポートが仕上がらないままに朝になった時、
「このまま書いていても仕上がらないだろう。指導の理学療法士の先生に叱られるのは間違いない」と勝手に思い込みました。

そして、「せめて朝食をしっかりと食べて行き、満腹で叱られていた方が耐えやすいだろう…」と勝手な考えで、しっかりと朝食を食べて行った記憶が残っています。
(しっかりと食べたと言っても、菓子パン程度だったと思いますが…)


そのような、私にとって当時は辛かった思い出も、あとになった今では良い思い出になっています。

ですから、いま臨床実習に一生懸命に取り組んでいる理学療法学科の学生さん達も「少しツライ」かもしれませんが、どうか何とか乗り切ってもらいたいと思っています。