2011年8月10日水曜日

恩師のこと

 先日来、気になっていた知り合いの詩人の方から連絡があったので、約1ヶ月遅れで詩集出版の件を更新しておきました(実はブログの更新のこともあり、できるだけ早くに紹介したかったのですが…)。


 さて、以前より6月下旬から7月上旬にかけてというのは、自分にとって忘れられないことばかりです。「いまさら…」って思われる方がおられるかもしれませんが、6月30日は自分の誕生日でもあります(昨年は誕生日にかかわる思い出を書かせて頂きました)。

 今回は自分の誕生日ではなく、恩師の話です。
その方は、N.T 先生です(ご親族の了解を得ていませんので、いましばらくこのような表現をさせて頂きます)。

 私がその先生に最初に出会ったのが、昭和55年の4月だったと記憶しています。当時、理学療法を学び始めて約1年が経過しておりました。

 しかしながら、なかなか興味を持つことができなくて、少し悩んでいました。そのような時期に、N.T 先生の講義で出会いがありました。先生は専任の教員ではなく、非常勤の講師という形で講義をして頂きました。

 先生は整形外科医であり、市内にある肢体不自由児施設の園長先生をしておられました関係で、とてもお忙しい日々を送っておられたように記憶しております。

 記憶に残っている光景では、講義の当日には、学校の駐車場には先生が乗ってきておられた「ブルーバード」が停まっていました。そして、先生はいつも「先ほど、患者さんの診察が終わったところ…」っておっしゃっておられたように記憶しております。

 そうです。先生はいつも臨床業務の傍ら、私達に「小児整形外科学」を教授して下さっていたのです。講義は専任の先生方とは違い、学生にとってはとっても楽しかったと記憶しています。

 よく脱線されて、自分の青春時代のことを思い出して熱く語って下さったと思います。もちろん、学生が好むように男女の話なども織り交ぜながら、時には大学教授に対する不満も…さらに政治に関しても…ともかく、魅力的な先生でした。

 そんな先生との出会いがあり、その3年後に先生の下で理学療法士として勤務することになったのです。少し長くなりそうなので、本日はこのくらいにしておきます。


 
 

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