2010年7月28日水曜日
もうすぐ夏休みです その2
(写真:石川県能登半島珠洲市 2009年8月撮影)
夏休みの続きです。
28年前、私が夏休みを利用して自転車による北海道旅行したことはすでに言いましたが、
51年間の生涯の中で大きな転換点になったことは明らかであると思います。
おそらく、この旅行が無ければ、私自身が理学療法士を職業として続けてこなかった可能性があります。それくらい、この自転車による北海道旅行は私を変えてくれたと思っています。
自転車による旅行の話しになってきましたので、
私自身が自転車による旅行にこだわることについて考えてみたいと思います。
私は昭和40年代能登半島の先端の小さな町で育ちました。
誰の影響を受けたか記憶は無いのですが、小学校5年生の頃から自転車にのって遠出(いわゆる サイクリングってことなのでしょう…)することが楽しみになっておりました。
当時、最も遠出した初めての経験は片道約20キロメートル離れた所への1日がかりの小旅行でした。時節は3月の下旬、どうしてその時期だったのかは明らかでした。
当時の私は小学校5年生の終わりの春休み、
1つ上の上級生である マーちゃん(マサユキさんという名前の先輩でした)が小学校を卒業し、いよいよ中学生になることで自転車通学用の新しいサイクリング車を買ってもらっていました。
私の自転車といえば、中古で買ってもらった自転車でした。
当時も子ども用自転車はありましたが、普通車の中古車でした。
自分としては子ども用の自転車が欲しかった記憶が残っていますが、中古の子ども用自転車は無く、仕方なく普通車の自転車を乗り回していた記憶がおぼろげながら残っています。
そんな当時の状況でしたから、マーちゃんのピカピカのサイクリング車をそばで見ていて本当の羨ましく思っていました…
時折、マーちゃんは小学校のグラウンドへ少し自慢げに真新しいサイクリング車に乗って遊びに来ていました。そんなマーちゃんと片道約20キロメートル、往復約40キロメートルの小旅行を体験することになったのです…
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