2012年2月14日火曜日

臨床実習で困った時には…

 専任と非常勤で勤務している大学のそれぞれの3年生が臨床実習(評価)に入っています。
たぶん、学生さんたちはそれぞれに戸惑っていることが沢山あると思います。

 思い出せば、自分も約30年前に実習に取り組みましたが、わからないことばかりでした…ただ、多くの患者さんから学んだことがたくさんあったような記憶が残っています。

 どうか、今実習に臨んでいる学生さんたちも患者さんから多くのことを学ぶようにしてもらいたいと考えております。

 取り急ぎ。また続きは夜にでも。



2012年2月8日水曜日

発達障害とは?

 もう一冊ご紹介させて頂きます。

 かつて、私は18年間、理学療法士として肢体不自由児施設に勤務してきました。
その時、「発達障害」ということを使ったり、聞いたりしたことはあったと思います。ただし、寝返りをする、おすわりをする、立ち上がる、歩く…という「運動発達」に関する障害を意味していたと記憶しています。

 しかしながら、現在、使用されている「発達障害」は全く違うことを定義しています。
本当に恥ずかしい話しです。

 今から11年前に肢体不自由児施設を退職し、4年6ヶ月間学生と非常勤理学療法士という身分で高齢者施設を中心に勤務してきたこともあり、2005(平成17)年に施行された「発達障害者支援法」を殆ど知らなかったというわけです。

 もちろん、理学療法士であり続けたことには間違いないわけですから、「発達障害」という分類、定義・概念、症状などをきちんと勉強してこなかったことを反省しております。
 
 以上のような理由から、「発達障害」をきちんと理解する目的で、最近出版された新書本を読んだ次第です。

 かつては「発達障害」を持つ子どもさん達などを作業療法士が担当していたと思います。しかし、これからは理学療法士も担当することがあるだろう、あるいはすでに担当しておられる方々がおられるだろうということで「発達障害」を正しく理解するためにもお薦めしたい一冊として挙げさせてもらいます。

 とりあえず、読了。

2012年1月11日水曜日

最近読んだ本 その2

 昨日に続き、もう一冊ご紹介させていただきます。
  
 私達日本人は「日本」という国が、少子高齢社会になってしまっていることを承知していることかと思います。

 しかしながら、全ての日本国民がそのことの深刻性を認識しているとは思えません。このようなことを言っている私自身でさえも忘れてしまうことが度々あります。

 日本は本当に豊かな国になっていると思われがちですが、その影で少しずつ進行してきているのが「高齢社会」が抱えるさまざまな問題です。
 
 介護放棄」「認知症の合併症による周囲とのトラブル」「疲弊する介護職員」「在宅介護と家族の介護ストレス」等々…具体的にあげれば際限が無いくらいかもしれません。

 本書の著者は大学を定年退官後も現役で診療活動に携わる医師であり、臨床活動の中でみてこられた患者やその家族の姿を具体的に報告されております。

 現在の日本における超高齢者(85歳以上)の抱える多くの問題を取り上げながら、随所に図表もあり理解しやすい内容となっています。

 日本中の老若男女、すべての人たちが読まれること、そしていまの日本が抱えている大きな問題に改めて注目しつつ、今後どうあるべきかを考えるために是非ともお薦めしたい一冊です。


 ひとことで表現するのであれば、他人ごとではない。日本人全体で早急に取り組む必要性がある。

2012年1月10日火曜日

最近読んだ本

 しばらくぶりの更新です。
 この年末・年始ですこしばかり本(専門書ではなく、一般書です)を読むことができましたので、皆様にご紹介と私の読後感をお伝えしていくことができるかと思います。

 まずは、私が理学療法士として比較的長く関わることが多かった重い障害を持つ方々に関する著書です。内容的なことは本書を読んで頂くことにして、個人的な感想です。

 数年前、私が勤務していた病院で、ある理学療法士が「『重度心身障害児・者は担当しない。理由はかつての養成校の先生が重度心身障害児・者は治療効果が無い』とおっしゃっていましたから…」と平然と言い放ったことがありました。

 私はかつて学生だった頃、恩師からは「患者を選ぶようなこと」を教わった記憶は一切ありません。また恩師も「患者を選ぶような理学療法士」ではないと信じております。

 だから、私はそのような言葉を聞いた時、個人的に非常に衝撃を受けました。その理学療法士の方に是非とも、この著書を熟読することをお薦めしたいと思います。

 第3章では、日本における「重症心身障害児施設」ができるまでの歴史的な経緯が記述されており、大変参考になった。

2011年11月6日日曜日

関連学会の市民公開講座について

 昨日、私たち理学療法士などが日頃からお世話になっている ある学会の市民公開講座が開催されました。

 単身赴任先から高速道路を走ること約2時間。ようやく自宅がある街に帰ってきて、急いで会場に駆けました。昨晩の酒宴の疲れもありましたが、何とか会場に着いてあたりを見回しました。

 すると、どうでしょう…
私の想像をはるかに下回る入場者数…思わず、「どうしてなのだろう…」って疑問がわいてきて仕方がありませんでした。

 一般市民の方々には、情報の周知徹底がなかなか行き届かないのは仕方ありません。
しかしながら、「後援」として配布パンフレットに記載されていた「県の理学療法士会」はもちろん、「作業療法士会」、「言語聴覚士会」の所属の方々は講演内容に全く興味が無かったのでしょうか…?
あるいは、情報等がしっかりと周知徹底されておらず、知らなかった方々もおられたことかもしれません。

 いずれにしても、私たち「理学療法士」が非常にお世話になっており、同じリハビリテーションチームの一員として様々な患者さんやそのご家族に関わる際には必ず必要な職種の方々です。

 私、個人的な意見なのかもしれませんが、その日頃からお世話になっている先生方に対して非常に失礼な結果だったのではないでしょうか?何も「サクラ」をしなさいというわけではありません。

 ただ、私たちといっしょに仕事をさせて頂いている各先生方に対して、
「日頃からどのような御研究をされているのだろうか…?」あるいは「どのようなお考えの元で日々の臨床業務に臨んでおられるのだろう…?」って単純に疑問が湧いてこなかったのでしょうか…?

 ともかく、私たちの職業である「理学療法士」であれば、多くの方々が聴取に来られてもおかしくはなかったのではないでしょうか…?何か他のところで研修会等があったのでしょうか?

 ちょっと、残念でしたが、仕方ありません。
今晩はこのあたりにしておきます。

2011年11月3日木曜日

同窓会がありました

 少しばかりご無沙汰しておりました。
大学は後期授業が始まり、加えて非常勤の講義がある大学も後期授業が始まりましたので、時間に追われるようにしております。
 
 さて、40日程前の9月の下旬でしたが、 K 大学医療技術短期大学部理学療法学科・作業療法学科同期生の同窓会がありました。

 いままで、約10年ごとに開催されていたようなのですが、在学当時から できの悪かった私は殆ど参加しないままに約30年が経過していました。

 月並みかもしれませんが、30年も経過していれば、当時の恩師はもちろん、同期生はそれぞれになってきております。

 それでも、かつて同じ学校で学んだ、あるいは教えを頂いたことを本当に懐かしく、時間の過ぎるのを忘れるように語り合ったこと、楽しい時間を過ごすことができました。

 まだまだ、たくさんのことを書きたい気持ちですが、今回は、こんなところです。


2011年9月17日土曜日

訪ねてきました

 昨日、下記の写真にあります K 特別支援学校を訪ねる機会がありました。

 今回を含めて2回目の訪問でしたが、少しだけ疲れました。
でも、本当に楽しかったです。やはり、子どもさん達の喜々とした声や顔、表情あるいは姿を直接に見れることは嬉しいです。

 このことは、私が理学療法士として一番最初に勤務させて頂いた「 I 整肢学園」の楽しかった日々を思い出すことが大きな理由かと思っています。

 肢体不自由児施設である「 I 整肢学園」の隣には、養護学校(当時は特別支援学校とは言いませんでした)があり、子どもさん達は、学園から小学校あるいは中学校へ登校していました。

 当然、学校ですから年中行事があり、その度に子ども達の喜々としている様子が間近に見ることができました。

 春には、花見遠足や修学旅行がありました。5月には社会見学や運動会などがあったと思います。そして、夏になるとプール体験や海浜合宿(当時は「海浜訓練」って言っていました)がありました。そして秋になると学習発表会がありました。冬には雪遊びやそり遊び等があったと記憶しています。

 花見遠足では、金沢市郊外の公園に出掛けていくことが多かったと思います。子ども達だけでなく、職員であった私達も長かった冬が終わり、ようやく訪れた春の喜びを感じた行事でした。

 また夏の海浜合宿は学校単独の行事ではなく、学園の職員や父兄等も参加しており、子ども達が寝静まった後には、いつも酒宴がありました。決して酒宴が楽しかったというわけではありませんが、その中で様々な方たちの「本音」が聞かれることがあり、本当に勉強になったと記憶しております。

 さらに秋の学習発表会では、子ども達が一生懸命に取り組む劇等でいつも涙腺が緩められる思いでした。冬の雪遊びでは初めての雪に触れる子ども達の驚くような顔が見かけられました。

 そんな楽しかった「かつての職場」での子ども達の様子と重なって見えたのかもしれません。これから先、しばらく訪問する機会がありそうです。
 
 また楽しみが増えたような気持ちです。

2011年9月
撮影