しばらくぶりの更新です。
この年末・年始ですこしばかり本(専門書ではなく、一般書です)を読むことができましたので、皆様にご紹介と私の読後感をお伝えしていくことができるかと思います。まずは、私が理学療法士として比較的長く関わることが多かった重い障害を持つ方々に関する著書です。内容的なことは本書を読んで頂くことにして、個人的な感想です。
数年前、私が勤務していた病院で、ある理学療法士が「『重度心身障害児・者は担当しない。理由はかつての養成校の先生が重度心身障害児・者は治療効果が無い』とおっしゃっていましたから…」と平然と言い放ったことがありました。
私はかつて学生だった頃、恩師からは「患者を選ぶようなこと」を教わった記憶は一切ありません。また恩師も「患者を選ぶような理学療法士」ではないと信じております。
だから、私はそのような言葉を聞いた時、個人的に非常に衝撃を受けました。その理学療法士の方に是非とも、この著書を熟読することをお薦めしたいと思います。
第3章では、日本における「重症心身障害児施設」ができるまでの歴史的な経緯が記述されており、大変参考になった。
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