もう一冊ご紹介させて頂きます。
かつて、私は18年間、理学療法士として肢体不自由児施設に勤務してきました。
かつて、私は18年間、理学療法士として肢体不自由児施設に勤務してきました。
その時、「発達障害」ということを使ったり、聞いたりしたことはあったと思います。ただし、寝返りをする、おすわりをする、立ち上がる、歩く…という「運動発達」に関する障害を意味していたと記憶しています。
しかしながら、現在、使用されている「発達障害」は全く違うことを定義しています。
本当に恥ずかしい話しです。
今から11年前に肢体不自由児施設を退職し、4年6ヶ月間学生と非常勤理学療法士という身分で高齢者施設を中心に勤務してきたこともあり、2005(平成17)年に施行された「発達障害者支援法」を殆ど知らなかったというわけです。
もちろん、理学療法士であり続けたことには間違いないわけですから、「発達障害」という分類、定義・概念、症状などをきちんと勉強してこなかったことを反省しております。
以上のような理由から、「発達障害」をきちんと理解する目的で、最近出版された新書本を読んだ次第です。
かつては「発達障害」を持つ子どもさん達などを作業療法士が担当していたと思います。しかし、これからは理学療法士も担当することがあるだろう、あるいはすでに担当しておられる方々がおられるだろうということで「発達障害」を正しく理解するためにもお薦めしたい一冊として挙げさせてもらいます。
とりあえず、読了。
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