2011年9月11日日曜日

少し残念なこと、嬉しいこと…

 本日、今年度ほぼ最後かと思うオープンキャンパスがありました。
厳密に言うと、あと1回来月に予定されているのですが…

 どうしてかと言うと、6月から7月、8月そして9月と実施されてきたスタイル(学科説明会、学科企画、模擬授業など)は終了なのです。

 それで、今回のオープンキャンパス実施のために学生さん達のお手伝いをして頂きたくて、先日来メールにて学生さん達に連絡をしてきました。

 結果から言いますと、たくさんの学生さん達が在学しているにもかかわらず「たった3名」の学生さんだけしかご協力が得られませんでした。

 まぁ、1年生と2年生は夏休み終盤で、まだ帰省している方がおられると思われますし、追試・再試があったのは事実です。また3年生は後期の授業が始まっており、追試・再試に追われている方がおられるのは十分承知致しております。

 それに4年生は約2週間前に総合臨床実習が終わったところで、その疲れを癒している最中なのかもしれません。あるいは実習報告が目前に控えているグループがあるのかと思います。

 しかし、それにしても、一斉メールや個別メール、あるグループにメールを入れてきて、ご協力を願い出てきましたが、殆ど返信メール無し…

 あまりの反応の悪さに、自分の教員としての人気の低さに落ち込むこともありました…
ただ、本日、ご協力して下さった3名の姿を見ていて、本当に嬉しく思いました。

 なかには、前期試験で追試験を課した学生がいたのには驚きました…
そして、ただひたすら一生懸命にご協力して下さっていました。

 思わず、心の中で「この学生にこそ、『優』を出しておけば良かった…」って考え直すことがありました。でも、彼はひたすら働いてくれており、「成績の悪かったのは自分のせいです…」と返答。

 少々、個人的ですが、このような「ただ、ひたすらに努力してくれる学生さん」こそ、「将来は、立派な理学療法士に育って欲しい」って感じました。

 私達、理学療法士の仕事っていうのは、本当に効率よく働くに越したことはありません。
しかしながら、相手が人間の仕事です。

 「いっしょうけんめいに働く姿」を見ている患者さんは必ず思ってくれるはずです。
「理学療法士の先生がいっしょうけんめいに取り組んでくれているんだ…」って感じさせることのできるのは、ある種本人が意識していない「才能」なのかもしれません。

 今後、私はこのような「才能」を見つけてあげること、そして伸ばしていってあげることが職務なのかもしれないと感じた1日でした。

今晩はこのあたりです…

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