今回を含めて2回目の訪問でしたが、少しだけ疲れました。
でも、本当に楽しかったです。やはり、子どもさん達の喜々とした声や顔、表情あるいは姿を直接に見れることは嬉しいです。
このことは、私が理学療法士として一番最初に勤務させて頂いた「 I 整肢学園」の楽しかった日々を思い出すことが大きな理由かと思っています。
肢体不自由児施設である「 I 整肢学園」の隣には、養護学校(当時は特別支援学校とは言いませんでした)があり、子どもさん達は、学園から小学校あるいは中学校へ登校していました。
当然、学校ですから年中行事があり、その度に子ども達の喜々としている様子が間近に見ることができました。
春には、花見遠足や修学旅行がありました。5月には社会見学や運動会などがあったと思います。そして、夏になるとプール体験や海浜合宿(当時は「海浜訓練」って言っていました)がありました。そして秋になると学習発表会がありました。冬には雪遊びやそり遊び等があったと記憶しています。
花見遠足では、金沢市郊外の公園に出掛けていくことが多かったと思います。子ども達だけでなく、職員であった私達も長かった冬が終わり、ようやく訪れた春の喜びを感じた行事でした。
また夏の海浜合宿は学校単独の行事ではなく、学園の職員や父兄等も参加しており、子ども達が寝静まった後には、いつも酒宴がありました。決して酒宴が楽しかったというわけではありませんが、その中で様々な方たちの「本音」が聞かれることがあり、本当に勉強になったと記憶しております。
さらに秋の学習発表会では、子ども達が一生懸命に取り組む劇等でいつも涙腺が緩められる思いでした。冬の雪遊びでは初めての雪に触れる子ども達の驚くような顔が見かけられました。
そんな楽しかった「かつての職場」での子ども達の様子と重なって見えたのかもしれません。これから先、しばらく訪問する機会がありそうです。
また楽しみが増えたような気持ちです。
2011年9月 撮影 |