2012年3月8日木曜日

もしも…

 私が理学療法の学生だった頃、あるいは理学療法士になってからも様々な人たちとの出会いありました。

 そんな方々を思い出す時は、私の場合は大抵、自分が辛かったり苦しかったりする時です。しかも、すでに亡くなってしまっている故人が殆どです。

 「かつての恩師はどう応えてくれるだろう…?」あるいは「亡くなった友人ならば、全てを笑いながら聞いてくれるだろう…」等々、本当にいろいろなことを思い出します。

 でも、感傷に浸ってばかりいても前には絶対進みません。一歩が無理ならば、半歩でもいい。半歩が無理ならば、その半分でも…

 後ろを向いて逃げることは簡単です。でも、半歩の半分でもいいから前に出る努力を続けていけば、必ず前に進めるはずです。

 いま、理学療法士を目指すアナタ達は少しでもいいから前に進むことです。自分が傷つくことを恐れないで下さい。前に進まないと未来は開けてこないのです…

 偉そうなことを言っていますが、恩師やセラピストになれずに亡くなってしまった友人達がどこかで笑っているような、そんな気がします…

 「アナタも前に進まないとダメだよ…」って聞こえてくるような感じがしてなりません…
今日はこんな処です。


2007年8月15日 撮影
石川県珠洲市にて富山湾を望む


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